Category: 本  1/6

安すぎる古本File No.19

シリーズ『日本の名随筆』(作品社)各巻にテーマがあり、テーマに合わせた随筆を収録したシリーズ。そのテーマに詳しい人が編集。シリーズは全部で100冊、別巻も100冊。合わせて200冊。200のテーマです。すごい。ん~。ただいま秋ですから、秋の巻を確認しましたら、1984年初版で今も流通中ですよ。どんだけロングセラーやねん、といつも思います。出版元の内情は存じ上げませんが、このシリーズで、すぐにもうかったのかなぁ。そ...

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安すぎる古本File No.18

『誕生日の子どもたち』(カポーティ 村上春樹訳/文藝春秋)カポーティのポートレートが際立つ、白い装幀がおしゃれな単行本ですが、絶版。古書価は底値。(文庫化もされていて、そちらは流通中。)    単行本『誕生日の子どもたち』には、「誕生日の子どもたち」「感謝祭の客」「クリスマスの思い出」「あるクリスマス」「無頭の鷹」「おじいさんの思い出」が収録されています。この内、「クリスマスの思い出」「あるク...

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安すぎる古本File No.17

『KATAN DOLL RETROSPECTIVE―天野可淡作品集』これは恨みを晴らした本です。昔は古書価が高くて高くて手が出なかったし、入荷したこともありませんでした。まさかこんな安すぎる古本になる日が来るなんて。ただ恨みを晴らすためだけに注文しました。ハードカバー、約23×18センチ。定価¥3708。重くて立派なご本です。昔、私と同じ思いをした方は、激安の内にどうぞ。  因みに、この辺↓も新版が出て以降、お安くなってます。 ...

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安すぎる古本File No.16

『お噺の卵 武井武雄童話集 講談社文庫』(武井武雄/講談社)武井武雄作・絵の童話集。「お噺の卵」17編「ペスト博士の夢」16編「ラムラム王」を収録。挿絵もふんだんに入ってます(数えるのが面倒になるくらい)。モノクロです。全294ページ。解説は上笙一郎。年譜もあり。本当に価値ある文庫。只今、激安になってるのを目撃。久しぶりに入手して読んだら、以前に読んだときと変わらず斬新で、可愛らしくて、夢のようで、風変...

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安すぎる古本File No.15

『十月の旅人』以前も違う作品をご紹介しましたが、大和書房の「夢の王国」シリーズがお気に入りです(「新たな文学をイメージ豊かな挿画とともに贈る夢のシリーズ」です)。ビニールカバー&紙カバー。上製本。装画が素晴らしいシリーズ。なのに、またまた古本価格が底辺になってる作品を発見。  『十月の旅人』(レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳/大和書房)上野紀子装画 1974年初版上野紀子さんの絵、好きなんです。伊藤典...

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安すぎる古本File No.14

『美食文学大全 楽しみと冒険3』(篠田一士編/新潮社)いつか、この手の本の特集をしたいと思っています(※1)。つまりー、食に関するアンソロジー。好きなんです。それも小説でコース仕立てにしてあるヤツは特に好き!前菜、スープ、肉料理、魚料理、…のように。例えば、本書の場合だと、1、オードブルあるいは口取り 子供のころ(池波正太郎) 豆腐(吉行淳之介) 花びらの味(草野心平) 弁当(坂東三津五郎)2、スー...

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なんたら帖。

 子どもの書いた「なんたら帖」、みたいなものが好きです。 「は? なんたら帖?」と思った方、すみません。うまく言えません。 好例としては、みうらじゅんさんが『見仏記』の中(の口絵ページ)で紹介している、ご自身が子どもの頃に書いた「仏像スクラップ」を挙げられるでしょうか。 小学生だったみうらじゅんが、拝観チケットを貼り込み、感想を書き入れてあるという品。「筆文字を装った俳句」も書いてあります。笑っち...

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安すぎる古本File No.13

『ダーシェンカ』(カレル・チャペック/SEG出版)単行本が数種類出て、文庫化もされて、また別版の単行本が出て……という幸せな経過を辿っている作品にありがちなことではありますが、その過程で、いずれかのバージョンの古本価格が急落します。(新しい版がじゃんじゃん出てれば、古いの要らないですもんね。)これもその一つ。すごく装丁の良いバージョンです。大きめサイズ(約28.5×21センチ)で、ビニールカバー(というかあの...

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安すぎる古本File No.12

『コンスタンチノープル 中公文庫』(橘外男)軒並みお高い橘外男の著作をなんとか読みたいと思ったら、この辺から始めるのもいいですね。第一次世界大戦前、ドイツの近東外交政策の犠牲となり、トルコ皇帝に売られハレムに幽閉された財閥夫人エリス・ケルレルの数奇な物語。ハレムの女からサルタンの妃にのし上がった運命の女を描く長篇。(あらすじより引用)うーん。「橘外男」味を堪能。異常な安さが続いています。なんでや。...

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