驚天動地の真相よりも。

 侍従A:「姫! いったい記憶力はどこへ落としてきたんですかっ」
 エヴァンジェリン姫:「国境ぞいの西の谷」
 侍従A:「拾ってらっしゃーい!」
 侍従B:「はいっっっ」

 『王室スキャンダル騒動 花とゆめコミックス』(遠藤淑子)の一場面です。
 私も、もし落としたものなら、拾いに行きたいですよ。記憶力。
 昨日、衝撃的事件がありました。

 次のお風呂本は『裁くのは誰か? 創元推理文庫』(ビル・プロンジーニ、バリー・N・マルツバーグ)に決定し、わくわくして読み始めました。

─やがて合衆国大統領の身辺を襲う連続殺人。強烈なサスペンスのうちに驚天動地の真相を仕掛ける、技巧派ミステリの極北。(あらすじより)


 あらすじに弱いので、「驚天動地の真相、技巧派ミステリの極北、キャー!!」と思うと同時に、淡い引っかかりを覚えてはいたのですが…。
 読んでいる最中に、なんとなく「これ、読むの2回目なんじゃないかな?」と疑い始め、とりあえず最後まで読んで、やっぱり「これ、2回読んだんじゃないかな?」と疑念が深まったまま、今もはっきりしません。ガーン。
 何がショックって、「今もはっきりしない」ところがショック。途中で気付くとか、最後に気付くとかならともかく(それもどうかと思うけど)、今なお「はっきりしない」ってどうなの?
 数年前から、同じ本を2度買ったり3度買ったりするようになったわたくしですが(…)、こんなの初めて。驚天動地の真相よりびっくりですよ。

 トシですか? 病気ですか??

 あ、お話自体は面白かったです。半分は最初に推理した通りで、残り半分が意外な真相でした。ただ、一時期流行った手法なので、当時は斬新でも今ではちょっと古臭いです。
 一応、店のサイトの、ネタバレページに書こうかな。
 もしよかったら、ご覧ください。→注意!! がつんがつんネタバレしています。

  (じつは、この『裁くのは誰か?』に、めっちゃ似てる作品がある気もしています。「あれと間違えてるんじゃない?」と思ってるのが1冊あります。近いうちに確かめてみます。)


 さて、そんなんで衝撃を受けた昨日。さらに、天啓のように本棚からはみ出ていた佐々木倫子の短編コミック集『林檎でダイエット 花とゆめコミックス』も読みました。古い愛読書です。多分、100万回読んでます。なのに、これも、ほとんど知らない話でした。ガチョーン。

 * NHKのとこ
 * 千鳥を「ワンタン?」って言われるとこ
 * 小学校で二人 中学校で一人 高校の一年で一人好きになったきりってとこ

 しか、覚えてなかった…(ぐらり)。

 いいかな、エコで。
 何回でも同じ本で楽しめるし。
 無人島に行く時も1冊で大丈夫(やけくそ)。

 あぁ、私、もう何が起こっても驚かないよ。

ちょっと言いたい本

  •   07, 2009 18:23