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無償の愛を知る方法

 私、無償の愛を知る方法を思いつきました。あ、「無償の愛に出会う方法」じゃないですから、御注意。「自分が、誰に対して、無償の愛を感じているのか」知るだけですよ。
 あのね、「相手が10億円の宝くじに当たった」と想像してみるんです。その時、100%曇りのない心で「おめでとう!」と言えて、まーったく羨ましくなかったら、その相手は自分の無償の愛の対象だと思います。家族か、大好きな恋人か、腹心の友か、盟友か。それ以外はやっぱりちょっと100%じゃないっつーか(笑)。「えー、いいなぁ…。ちぇー」って思うやん?(思わないって言われたらどうしたら…)
 ま、注意したいのは、例えば、麒麟の田村君に対しても100%おめでとう! って言える点かな。その位、良いことないとね。
 あと、「無償の愛の対象」と言うより、「単なる身内と思ってる」だけの可能性もありますが、「私はこの人を身内だと思ってるんだなぁ…」と確認できて面白いです。


 さて、大金が当たって大変なことになる話、いっぱいある中でも、大島弓子の『雑草物語』が印象深いです。遺産を相続して突然大金持ちになってしまった清貧少女。その馴染みのないお金持ち生活の展開方向に驚きます。

 人は本当に好きなものについて語ろうとすると無口になるようで、大島弓子さんの漫画の何が好きなのか、もううまく言えないのですが、大島弓子の世界において、世俗や世間、情けないことや醜いことがどう描かれるのか、これは見どころのひとつです。いつも私の予想を軽くかわして、明後日の方向へ逸れていきます。
 大島弓子作品を読んでいる時、たいてい「そう来るか~!」って、うきうきしている気がします。そうなの。あの可愛い絵柄に反して、「うっとり」は少ない。「思いのほかシビア、なんだけど道がある」ところがね、魅力の一つなんじゃないかなぁ。

 『ロストハウス』では、突然アイドルになってしまった家出出稼ぎ少女の(恋のほうは置いといて)危なっかしい出稼ぎとアイドル生活の顛末に驚きます。『ダイエット』では、

─もうすぐ もうすぐ
もうすぐ冷蔵庫のかげにかくれることができる
もうすぐ電信柱にもかくれることができる
(「ダイエット」より引用)


って、モノローグが秀逸だったなぁ。

 有名作もささやかな作品も、読めば必ず、絶対に感動させてくれる大島弓子さん、大好きです。どんな方にもおすすめ。今さらだけどね。

雑草物語ダイエット

好きな本

  •   02, 2009 18:07
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