安すぎる古本File No.14

『美食文学大全 楽しみと冒険3』(篠田一士編/新潮社)

いつか、この手の本の特集をしたいと思っています(※1)。
つまりー、食に関するアンソロジー。
好きなんです。

それも小説でコース仕立てにしてあるヤツは特に好き!
前菜、スープ、肉料理、魚料理、…のように。

例えば、本書の場合だと、

1、オードブルあるいは口取り
 子供のころ(池波正太郎)
 豆腐(吉行淳之介)
 花びらの味(草野心平)
 弁当(坂東三津五郎)

2、スープあるいは椀
 卵料理(森茉莉)
 うどん(杉浦明平)
 生キャベツ(獅子文六)
 実直一筋貧乏な王侯の群れ(東海林さだお)

……

という具合。
食アンソロジーの中でもこの編集は一番、位が高いと思います。

mini4-050.jpg 『美食文学大全』(新潮社)

 単行本です。ハードカバー。
 なのに現在、古本価格がとっても安価。
 よく売れたのかなぁ。ならいいんですけども。
 おされな装幀で文庫化して、今一度売ることも可能そうですね、新潮社さん。



※1 食関連のミステリはミニ特集にしたことがあるのですが、
→ミニ特集vol.6 ミステリーと食べ物(当店サイト内、PC用)
一般小説の食アンソロジーは、まだ特集してないんです。

安すぎる古本好きな本

  •   05, 2017 11:26