高級スーツの男たち。

 最近出会った高級スーツの男たち。いや、映画の話ですよ。
 『彼が二度愛したS』『ワールド・オブ・ライズ』
 どちらも傑作ではないけど、駄作でもないです(と思います)。暇な時、見てもいい。そして、高級スーツが出てきます。

 『彼が二度愛したS』はサスペンス。高級スーツを着たイヤミな男が出てきます。主人公(男)に自分の高級スーツをポイッと投げてよこして、「スーツはこれを着ろ」。イヤミだけど面白い男で、顔の造作も良い(ここ重要)。でもなんか、アヤシイ(と言うのは初めからバレバレで、ネタバレでもないと思うので書いちゃいますね)。

 『ワールド・オブ・ライズ』は、簡単に言うと、中東を舞台にした諜報戦。世界で繰り返される爆弾テロを阻止するために、現場のCIA局員レオナルド・ディカプリオ(髭)と、アメリカで命令を下す上官ラッセル・クロウが頑張ります。レオナルドはボロボロだし、ラッセルは休日のお父さんスタイルだし、高級スーツとは無縁ですが、ヨルダン情報局(?)のハニ・サラームが、高級スーツで運転手付きの高級車に乗り、上品な物腰の、男前です(ここ重要)。但し、髭(笑)。
 (ハニ・サラーム役、てっきりアンディ・ガルシアかと思ってたら違うみたいです。マーク・ストロングだって。)

  • テロリストの首領は正体不明で、とにかく所在を掴みたい、掴んで逮捕したい。なので、レオナルドとラッセルは…(あらすじの大本にふれるので一応、以下略)。
  • ラッセルはアメリカで普通に父親として、子供の行事にも参加しながら、指示を出している(かなりヤな感じだ)。
  • 上空の無人偵察機から人間一人一人の確認までできるアメリカへの対抗手段は、一切の情報機器を使わないアナログ戦法。

 この辺りがちょい面白いところでしょうか。
 しかし、何と言ってもハニ・サラームのりゅうとした身なりが私の注目ポイントでした。かっこいいね。
 多分、小説で読んでも、ハニ・サラームが一番おいしい役どころだろうなと思いました。『天使』(佐藤亜紀)で言うなら、「顧問官」かな。

 因みに、男子の服装学の本では、『アラン・フラッサーの正統服装論』が一番人気です(当店比)。正統服装をしたい男子には役立ち、女子は見ていてにやける本です。おすすめ。

天使アラン・フラッサーの正統服装論『アラン・フラッサーの正統服装論』当店のブックレビューはこちらから

『天使』当店のブックレビューはこちらから

 

 

 

見た映画好きな本

  •   30, 2009 16:16